【プロダクト】インソールプロ スポーツ開発秘話 【前編】
シリーズ「プロダクト」では、製品に関するリポートをご紹介しています。
目次
10月10日はスポーツの日
なぜ、スポーツ用インソールを作ったの?
「新たな挑戦」だと捉えるワケ
10月10日はスポーツの日
10月10日は「スポーツの日」。2019年までは「体育の日」という名称でした。
「スポーツ」は、「体育」より広い意味を持ち、「自発的に楽しむこと」という意味を含ませるために名称が変更になったそうです。
また、「スポーツの日」は史上初めてカタカナを使った祝日だそうですよ。
今回は「スポーツの日」にちなんで、「インソールプロ スポーツ」の企画立ち上げ当時からプロジェクトに参加している、フットケアグループの大島マネージャーにインタビューを行いました。
【前編】【後編】に分けて、製品情報を「開発秘話」や「こだわりポイント」とともに、ご紹介したいと思います。
※本記事は2018年10月9日弊社コーポレートサイト掲載記事を再編集したものです
なぜ、スポーツ用インソールを作ったの?
──まず初めに、そもそもなぜスポーツ用インソールを企画しようと思ったのですか?
表向きに分かりやすく言うと「2020年のオリンピックに向けて」というところでしょうか。日本中がスポーツに夢中になり、熱量がぐっと上がる時、私たちはその輪の中で何ができるだろうと考えたことが、スポーツ用インソールを企画開発する原動力になりました。
──というと・・・裏向きは?(笑)
実は、思い起こすと15年くらい前から「スポーツ用インソールを企画したい!」と思っていました。(簡素ながら企画書もあるんです。)
しかし、当時は「外反母趾や足底筋膜炎(かかと痛)といったトラブルから足を守りたい」「靴をもっと快適な履き心地にしたい」といった「プロテクト(守る)」や「フィッティング(履き心地向上)」に重きをおいた企画開発を行っていたため、スポーツ用インソールはアイディアとして温めている状態が続きました。
有り難いことに、その選択が功を奏し「プロテクト」や「フィッティング」を重視した製品は多くのお客様からご好評いただきました。
足や形状設計への知識や技術が深まった今なら、新たなニーズに応える製品を企画開発できるのではないかと考え、「それならスポーツ用インソールだろう」と。
「新たな挑戦」だと捉えるワケ
──なるほど。温めていた思いがついにカタチになったのですね。
でも、足を守ることや履き心地を良くすることは「スポーツ」でも共通するニーズだと感じたのですが、どのような点が「新たな挑戦」だったのでしょうか。
そうですね。スポーツをしている人のなかにも、足のトラブルに悩んでいる方がいたり、普段履きの靴ではない、競技用のシューズを履くため、履き心地を良くしたいと考える方が多くいらっしゃいます。
しかし、「プロテクト」や「フィッティング」は私の中では、「ネガティブな要素を取り除いてあげる」「マイナスをゼロに近づけてあげる」というようなイメージです。
それに対し、スポーツ用インソールは「より早く走りたい!」「より疲れにくくしたい!」といった「プラス」に持っていくようなニーズが強いと考えています。
そのため、今までとは企画の仕方も、開発のプロセスも大きく違いました。そういった意味では、今までのノウハウを活かしながらの「新たな挑戦」だったと思います。
──確かに、プロジェクトに参加していない私から見ても「何やらいつもと違う取り組みをしているな」と感じることがありました。具体的なエピソードを教えてください!
大きな特徴としては今まで以上に「外部モニターの声」を重視したことです。
「机上であれこれ悩んだってしょうがない!実際にスポーツをする方々から意見をいただこう!」と積極的に声を拾いに行きました。
どのような取り組みを行ったのか…。
【後編】では具体的なエピソードやこだわりの形状をお話ししていただきます。
今回のおすすめアイテム
コラム「プロダクト」シリーズ一覧
【プロダクト】アロマインソールにクローズアップ!
【プロダクト】「MAMA INSOLE ママインソール」お渡し会を開催しました
【プロダクト】自分の足にぴったりオリジナルインソール作りを開催しました【クラファン】
おすすめコラムはこちら
【受賞・認定報告】「インソールプロスポーツ ランニング」が「2019年度グッドデザイン賞」を受賞しました
【受賞・認定報告】「インソールプロスポーツ ゴルフ」が「2020年度グッドデザイン賞」受賞!