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Series.2足の症状

マタニティママの足腰トラブルの話 原因編

「出産応援インソール (産前用/産後用)」が2021年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。
コラム「足の症状」シリーズ第6回目では、私たちが注目した産前・産後の方々が持つ足の悩みとはどのようなものであるか、その原因について解説致します。

産前・産後は様々な足腰トラブルが起こりやすい時期です。


マタニティママの足腰トラブルって?

マタニティママのトラブルと聞いて真っ先に思いつくのは「足のむくみ」ではないでしょうか?
マタニティケアグッズとしてむくみケアのアイテムもたくさん市場に出ていますよね。
妊娠期のホルモンの働きにより、多くの方がむくみに悩まされます。
しかし実はむくみ以外にも多くのマタニティママを悩ませているトラブルがあるのです。

ある産婦人科に通院している約200名の方を対象にモニター調査(当社調べ 有効回答数:186)を行ったところ、足・膝・腰などにトラブルがあるという回答はなんと100%でした。お悩みの主な内容は、「足の疲れ」や「腰痛」。つまり多くのマタニティママが足腰に何かしらの悩みを持っているということです。


多くの方が足腰トラブルに悩んでいます

これだけ多くの方が悩んでいるのに、なぜマタニティママの足腰トラブルは、むくみと比べてあまり知られていないのでしょうか?
実は、足腰のトラブルを「妊娠したら当たり前」として、適切な対処がされない場合が多いのです。
これらは、産婦人科の医学書では「マイナートラブル」と分類され重要視されていません。例えば腰痛や足の問題について行う指導は「正しい姿勢をとるように指導する」としか書かれていないのが現状です。しかし実際には、多くのマタニティママが数ヶ月間こうしたトラブルに悩まされています。
あなたが感じるそのトラブル、「当たり前」と思って我慢していませんか?

マタニティママの足腰トラブルの原因とは?

妊娠から出産まで、新しい命を宿した女性の身体はどんどんと変化していきます。この身体の変化の一つである弛緩性障害(しかんせいしょうがい)こそが足腰トラブルを引き起こす原因の一つです。
弛緩性障害とは出産に備え骨盤を開きやすくするホルモンの作用により身体全体の骨格がゆるむことを指します。この弛緩性障害が起こる妊娠中期~後期は赤ちゃんもどんどん成長する時期です。そのため足や腰など体重増加の負担を受ける部分に、扁平足、腰痛、膝痛などのトラブルが起こりやすくなってしまうのです。

弛緩性障害による骨格のゆるみは妊娠による一時的なもの。しかし、この時期に骨格が崩れてしまうと元の状態に戻ることは難しく、その後の生活にも悪影響を与えてしまいます。
そのため、この時期の足骨格の崩れは要注意。足の疲れの大きな原因になります。

また、お腹が大きくなると、左右の足の間隔が広くなるため、歩くときに身体が左右に振れたり、背中が反り返るような姿勢になってしまいます。このような姿勢は腰に大きな負担がかかるため腰痛の原因になります。


骨格のゆるみに要注意!

多くのマタニティママが抱えている足腰トラブル。「当たり前」として適切な対処・指導がされることが少ないというのは、痛みや疲労と同じくらいのトラブルだと思います。
「痛みや疲れなどの症状があるのに周囲に理解されない、対策が分からない」と悩む方が一人でも減らせるように、株式会社村井は今日も研究開発を行っています。

次回コラム「足の症状」シリーズ第7回目「マタニティママの足腰トラブル 対策編」では、引き続きマタニティママの足腰トラブルをテーマに、今回ご紹介したトラブルの対策について解説いたします。
そちらも併せてご覧ください。

コラム「足の症状」シリーズ一覧

第1回「外反母趾の話」
第2回「扁平足の話」
第3回「足底筋膜炎の話」
第4回「モートン病の話」
第5回「中足骨頭部痛の話」
第6回「マタニティママの足腰トラブル 原因編」
第7回「マタニティママの足腰トラブル 対策編」

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