Shoesfitコラム

写真:モートン病の話のイメージ
Series.2足の症状

モートン病の話

モートン病の話

第6回のテーマは「モートン病」についてです。
第5回の「足底筋膜炎」と同じように、世間一般にはあまり知られていない病名ですが、実は悩んでいる方が多いです。
今回は、そんな「モートン病」について解説します。

モートン病って?


ピリピリチクチク……それってもしかしたらモートン病かも?

モートン病とは、足ゆびの間を通る神経が圧迫されることによって起こる神経障害の一種です。モートン医師が報告した症状のため、「モートン病」という病名が付けられました。
多くの場合、足の中ゆびと薬ゆびの間に、ピリピリとしたしびれや痛みを引き起こします。(その他の箇所に症状を感じる方もいます)
特定の靴を履くと痛みを感じるという方から、裸足でも強い痛みを感じる方まで様々です。
思い当たる方は、重症化する前に医療機関を受診してくださいね。

モートン病の原因

モートン病の原因として挙げられるのが「つま先立ち」です。
身に覚えのある動作で少しドキッとしますよね。

日本整形外科学会のウェブサイトでは、モートン病について以下のように解説しています。

「(前略)つま先立ちをすることによって、足趾に行く神経が中足骨間を連結する靱帯(深横中足靱帯)のすぐ足底部を通過するため、この靱帯と地面の間で圧迫されて生じる神経障害です。圧迫部の近位には仮性神経腫といわれる有痛性の神経腫が形成されます。中年以降の女性に多く発症します。」(日本整形外科学会 「モートン病 原因と病態」より抜粋)

つまり神経が足の靭帯のすぐ下を通るため、つま先立ちをすると、神経が靭帯と地面に挟まれてしまい、ピリピリとした神経痛を引き起こすのです。
この圧迫が長期にわたり繰り返されると神経にコブができ、重症化してしまいます。

また、横のアーチが低下することで靭帯と神経の間隔が狭くなり、症状が出やすくなります。


「つま先立ち」をしているとき、足の中はこんな状態!?

こぼれ話 なぜ中ゆびと薬ゆびの間に痛みが出やすいのか?

「モートン病って?」で「中ゆびと薬ゆびの間に症状がでやすい」とご説明しました。
これには足の構造が大きく関わっています。
中ゆびと薬ゆびの間は神経の合流地点となっており、他の箇所よりも神経が太くなっています。


また、足の骨格は、大きく分けると、親ゆびから中ゆび、薬ゆびから小ゆびの二つのブロックに分かれています。
中ゆびと薬ゆびの間はこのブロックの分かれ目であるため、骨の動きが大きく、負担がかかりやすいのです。


モートン病の対策

対策としてまず大切なのが、足に合う靴を履くことです。特にヒールのある靴を履くと、靴の中でモートン病の原因である「つま先立ち」をし続けているような状態になってしまうので、症状を悪化させてしまいます。おしゃれしたい気持ちは一旦抑えて、ヒールの低い靴を履くことをおすすめします。

また、低下している横のアーチをサポートすることも併せて行いましょう。
横のアーチをサポートすることによって、神経への圧迫を軽減することができます。
Shoesfit.com製品であるインソールプロモートン病対策は、症状の出やすい中ゆびと薬ゆびの間に横アーチを支えるパッドを配置しています。
中ゆびと薬ゆびの間にしびれや痛みのある方はこちらがおすすめです。


中ゆびと薬ゆびの間以外にしびれや痛みのある方は、バランスよく横アーチを支えることのできるインソールプロ外反母趾対策がおすすめです。

モートン病は放置してしまうとどんどん重症化してしまいます。
足からのSOSを見逃さずにフットケアグッズを活用していきましょう。



さて、モートン病についていかがでしたでしょうか?
今回は「つま先立ち」という動作に注目して解説しました。
これ以外にも、「歩き方」や「普段履いている靴との相性」なども原因として考えられます。
足に違和感を感じたとき、「どのような違和感か」「どの靴を履くと感じやすいか」「どんな動作のときに違和感を感じるか」など記録したうえで医療機関を受診するのをおすすめします。

share

  • facebook
  • twitter
  • line