【足の症状シリーズ】足裏が疲れやすい!扁平足の話
コラム「足の症状」シリーズ 今回のテーマは「扁平足(へんぺいそく)」です。
自分の土踏まずをまじまじと見たことはありますか?もしかしたら知らぬ間に「扁平足」になっているかもしれません。
目次
足が疲れやすい…扁平足とは
こぼれ話「扁平足」と「偏平足」どっちが正しいの?
扁平足の原因とは
扁平足の対策
扁平足ケアにオススメのインソール
コラム「足の症状」シリーズ一覧
足が疲れやすい…扁平足とは
見た目にもわかりやすい扁平足ですが、「外反母趾」や「足底筋膜炎(かかと痛)」のように痛みが伴うことが少ないため、普通に生活している分には異常を感じにくいことも特徴のひとつ。
「なかなか自分では判断しにくいな…」という方は、履きなれた靴の底に注目してみてください。
土踏まずは歩く際の衝撃吸収の役割を担っているため、一度土踏まずが崩れてしまうと効率的な衝撃吸収が出来なくなります。
「最近歩くと足が妙に疲れる」と感じる人は「土踏まずのアーチ」の低下を疑った方が良いかもしれません。
こぼれ話「扁平足」と「偏平足」どっちが正しいの?
と、いうことで、Shoesfit.com では「扁平足」と表記しています。
扁平足の原因とは
シリーズ「子どもの足と靴について」で書いたように、足が成長する際にうまく土踏まずが形成されずに「扁平足」になってしまうこともあります。
また、成人してから「外反扁平足」になる場合は、「筋力の低下」や「老化による腱のゆるみ」が原因となっていることが多いです。
1度筋力が低下してしまうと、
筋肉量が低下する
↓
扁平足になり足裏が疲れやすくなる
↓
歩くのがいやになる
↓
より足の筋肉量が低下する
といった悪循環に陥りやすくなるため早めのケアが重要です。
扁平足の対策
扁平足の対策として有効なのは「下がっている土踏まずを支えること」です。
インソールなどで土踏まずを支えることにより、土踏まず本来のはたらきである衝撃吸収の役割をサポートすることができます。
インソールを選ぶ際に大切なのが、きちんと「土踏まずを支える形状であること」です。
どういうことなのかと言うと、足裏が疲れやすいため、つい「フワフワしていて足当りの良いもの」を選んでしまいがちです。
しかし、足当りの良いだけのインソールだとあくまでクッションの役割しか果たすことができません。
足本来の衝撃吸収の機能をサポートするには、土踏まず部分が盛り上がっている立体的な形状のインソールを選びましょう。
土踏まずのアーチはサポートする箇所が重要になるため、足のサイズごとにパッドの位置を調整しているなど、細かな設計がなされているインソールを選ぶことも重要です。
「痛くはないから」「生活に支障はないから」と「扁平足」のケアをおろそかにしないようにしましょう。
普段の疲れや不調はもしかしたら足骨格のバランスの崩れからきているかもしれません。
足は身体を支える大事な土台。この土台をしっかりケアすることが快適な生活の第一歩です。
扁平足でない方でも、土踏まずをサポートすることで足裏の疲れを軽減できるので、ぜひ取り入れてみてください。
(参考:靴人間工学 改定3版テキスト)
(参考:足と靴-その整形外科的処置法 初版)
扁平足ケアにオススメのインソール
ロングセラー!「インソールプロ 扁平足対策」
「土踏まずのアーチ」を支えてくれる立体形状付インソールです。
普段履きのスニーカーや、カジュアルシューズでのご使用がおすすめです。
レディース(22~25cm対応)
メンズ(25~26cm対応)
キングサイズ(27.5~30cm対応)
オシャレにケアするならこれ!「ヘブンリーインソール」
「土踏まずのアーチ」を支えてくれる立体形状付インソールです。
パンプスやバレエシューズなど細身の靴におすすめです。
フルサイズ(22~24.5cm対応)
3/4サイズ(22~24.5cm対応)
キッズデザイン賞受賞!「キッズインソール シリーズ」
扁平足は幼少期からのケアがとても重要。お子さまの足をサポートしたい方におすすめです。
https://shoesfit.com/collections/0030