外反母趾 外販母趾

【足の症状シリーズ】親ゆびのつけ根がズキズキ!外反母趾の話


コラム「足の症状」シリーズ 今回のテーマは「外反母趾(がいはんぼし)」です。
老若男女、誰にでも起こりうるトラブルのため、「外反母趾」というワードを聞いたことのある方は多いのではないでしょうか?
足トラブルとして真っ先に名の挙がることが多い「外反母趾」ですが、具体的な症状、原因についてはあまり知られていません。

そこで、このコラムでは外反母趾について「チェック方法」「原因」「対策」に分けて詳しくお伝えしていきます。

 

目次

親ゆびの付け根がズキズキ!外反母趾とは
外反母趾のチェック方法
外反母趾の原因とは
外反母趾の対策
外反母趾ケアにオススメのインソール
コラム「足の症状」シリーズ一覧

 


 親ゆびの付け根がズキズキ!外反母趾とは

外反母趾の症状、親指の付け根がズキズキ痛い
「外反母趾」とはズバリ、親ゆびが「く」の字に変形してしまっている状態のことを言います。
「親ゆびが曲がって、付け根が腫れて痛い」というイメージがありますが、「外反母趾」がもとで親ゆび付け根が腫れて痛むことは「皮下(ひか)滑液(かつえき)包炎(ほうえん)別名:バニオン」と言われ、区別されます。

つまり、痛みがなくても親ゆびが曲がっている状態は「外反母趾」であり、さらに痛みが生じている場合は炎症が起こっている状態。
「親ゆびは曲がっているけれど、痛くないから…」と放置していると変形が進行してしまう可能性があるため注意が必要です。


では、どれほど親ゆびが変形してしまうと「外反母趾」なのでしょうか?一緒にチェックしてみましょう。


 外反母趾のチェック方法

(必要なもの)
・紙
・ペン
・定規
・分度器

(はかり方)
① 下の図のように紙の上に足をのせる。
② 足の内側に沿った直線と親ゆびに沿った直線を引く。
③ 交差した角度を分度器で測る。

外反母趾の自宅でできる簡単チェック方法


足(親ゆび)の角度を調べてみましょう!

正常値

9~20度

軽度

20~30度未満

中等度

30~40度

重度

40度以上

 

測った際の角度により「外反母趾」であるかが分かります。
角度が大きくなればなるほど「外反母趾」が進行しています。




 外反母趾の原因とは

外反母趾は親ゆびが曲がってしまうので、親ゆびに原因があると思われるかもしれません。
ですが、実はゆび以外の箇所に根本の原因があります。
それは、足のアーチの崩れです。

足の指の付け根の辺りには「横のアーチ」と呼ばれるアーチ構造があります。

下の図をご覧ください。左が正常なアーチです。
このアーチが崩れてしまうと、右のように足の幅が広がってしまいます。

外反母趾原因は横のアーチの崩れ

このように、「横アーチ」が崩れて、骨格が緩み、足の幅が広がった状態のままで靴を履くと、左右から圧迫され、ゆびが変形してしまいます。
これが「外反母趾」です。

アーチが崩れる原因は、足に合わない靴を履くことや遺伝などが様々あります。
特に女性は男性と比べて骨と骨をつなぐ靭帯が柔らかく伸びやすいため、横アーチが崩れやすいと言われています。

ここで注意点なのですが、横アーチが崩れると足幅が広がるため、「いつもよりもワンサイズ大きな靴」を履きたくなってしまいますよね。
しかし、足に合っていない靴は、靴の中で足が動くため、ゆびにも大きな負荷がかかり、足の変形が進行してしまいます。
崩れた横アーチをそのままにして、靴のサイズを大きく変更することは、外反母趾の進行を加速させる危険性があります。


 外反母趾の対策

重度の外反母趾治療には「骨切り」といわれる手術が必要な場合があります。外反母趾の治療は「整形外科」で行うことが多いため、お近くの専門医の方に相談しましょう。
病院では触診やX線検査などを通して、曲がったゆびの角度を確認し、治療方針を定めることが多いようです。
治療には「手術」「治療靴」「リハビリ」「装具療法」などが挙げられます。


一方で軽度の方の対策は日々の生活の中で行うことができます。
重要なのは「横のアーチ」を支えてあげることです。崩れた横アーチを正常な状態に保つことで、悪化を防ぎます。

「横のアーチ」を支えながら滞りなく生活するには「インソール」がおすすめです。
専門靴と違い、インソールは様々な靴に使用できるため、足もとのお洒落とケアを両立することができます。
インソールを選ぶ際は、つま先あたりに「横のアーチ」を支えるパッド形状がついているものがオススメです。
また、「横アーチ」はサポートする箇所も重要になるため、足のサイズごとにパッドの位置を調整しているなど、細かな設計がなされているインソールを選ぶことも重要です。

足は一生ものですので、毎日のケアを欠かさずに楽しく歩いてお出かけしましょう!

(参考:日本整形外科学会外反母趾診療ガイドライン 2014改定第2版)
(参考:足と靴-その整形外科的処置法 初版)




  外反母趾ケアにオススメのインソール

ロングセラー!「インソールプロ 外反母趾対策」
「横のアーチ」を支えてくれる立体形状付インソールです。
普段履きのスニーカーや、カジュアルシューズでのご使用がおすすめです。
レディース(22~25cm対応)
メンズ(25~27cm対応)



オシャレにケアするならこれ!「ヘブンリーインソール」
「横のアーチ」を支えてくれる立体形状付インソールです。
パンプスやバレエシューズなど細身の靴におすすめです。
フルサイズ(22~24.5cm対応)
3/4サイズ(22~24.5cm対応)

 

インソールとあわせてスペシャルケア!「Movi
「横のアーチ」を支えてくれる立体形状付インソールにプラスして、擦れやすい親ゆびをケアしたい方におすすめです。
Movi 外反母趾クッション(男女兼用フリーサイズ)

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