【足と靴の話】あなたは何タイプ?つま先の3つのタイプ解説
足と靴の話シリーズでは足と靴にまつわるお話をご紹介しています。
目次
あなたはどのつま先タイプ?
- エジプト型
- ギリシア型
- スクエア型
- まとめ
つま先タイプ別おすすめの靴選び
- エジプト型におすすめ
- ギリシア型におすすめ
- スクエア型におすすめ
あなたはどのつま先タイプ?
皆さんはご自分のつま先をじっくり見たことはありますか?
骨格タイプや顔タイプといった、自身の身体の個性を把握し、よりフィットするアイテムを見つけるための指標が最近注目されています。実は、つま先の形も、骨格タイプや顔タイプのようにタイプ別に分類することができるんです。
つま先タイプは自分にフィットした靴を選びたいときにとっても役に立ちますよ。
というわけで、今回はつま先タイプについて解説いたします。
つま先タイプは足ゆびの長さで判断できますので、自分は何タイプか確認してみてくださいね。
エジプト型
足のうち、親ゆびが最も長く、小ゆびにかけて斜めになっているつま先はエジプト型。
日本人の6割強はエジプト型と言われています。
エジプト型の由来は、パリのルーブル美術館に所蔵されているエジプト彫刻の30数体のうち約半数が「親ゆびが一番長い」造形だったことからきたそうですよ。
ギリシア型
足のうち、人差しゆびが最も長く、三角形のようなシルエットのつま先はギリシア型。
日本人の約3割はギリシア型と言われています。
ギリシア型の由来は、パリのルーブル美術館に所蔵されているギリシア・ローマ時代の彫刻を調べたところ、ギリシャ彫刻の20数体のうちすべてが人差しゆびが親ゆびよりながい造形だったことからきたそうですよ。
スクエア型
足のゆびがほぼ同じ長さのつま先はスクエア型。
日本人では約1割ほどしかいないと言われており、かなり珍しいつま先タイプです。
つま先のシルエットが四角形に近いためスクエア型と呼ばれます。
足の幅がやや広めなタイプです。
まとめ
- つま先タイプは足ゆびの長さで判断
- 親ゆびが最も長い→エジプト型
- 人差しゆびが最も長い→ギリシア型
- どのゆびも同じくらいの長さ→スクエア型
つま先タイプ別おすすめの靴選び
皆さんはどのつま先タイプでしたか?
つま先タイプによって履きやすい靴のデザインは異なります。
好みのデザインで靴を選ぶのももちろんですが、「自分の足にぴったり合ったものが欲しい」と考える時は自分のつま先の形にあった靴をチョイスしてみるのもおすすめです。
それではつま先タイプ別おすすめの靴選びをご紹介します。
エジプト型の方におすすめ
エジプト型の方は親ゆびの箇所が少し長めに作られている「オブリークトゥ」というデザインの靴がおすすめです。オブリークと言うのは「斜め」と言う意味。まさにエジプト型の足のように親ゆびから小ゆびにかけて斜めになっているつま先が特長のデザインです。エジプト型の足にあったデザインなのでつま先が窮屈になりにくくおすすめですよ。
また、靴のつま先の頂点が真ん中ではなく、親ゆびに寄っているデザインの靴もつま先に負担をかけにくいためおすすめです。
ギリシア型の方におすすめ
ギリシャ型の方は一番長い人差しゆびが圧迫されない「ラウンドトゥ」というデザインがおすすめです。足と同じように三角形のシルエットのデザインになっているので、人差しゆびが圧迫されにくくなります。また、つま先のとんがった「ポインテッドトゥ」も得意なデザインです。
スクエア型の方におすすめ
スクエア型の方は四角いシルエットの「スクエアトゥ」がおすすめです。
足と同じように四角形のシルエットのデザインになっているので、親ゆび、小ゆびが圧迫されにくくなります。
ただし捨て寸(靴を履いたときにできるつま先と靴の空間)が長すぎると、足が前すべりしてしまうこともあるので要注意です。
さて、今回はつま先タイプについてご紹介しました。
どのつま先タイプでも、足が前すべりしてしまうと靴の履き心地が悪くなってしまうので、ご自身にフィットしたサイズを選んでくださいね。
つま先や土踏まずにつける靴用パッドやインソールで調整してあげると自分だけの履き心地になると思いますので是非お試しください。